取付工事の流れ
フロンガス回収
フロン回収破壊法に基づきフロン回収作業を行います。フロンを抜いた機器本体は『産業廃棄物管理票(マニフェスト)』に従い処分します。当社では、フロン回収作業をリーズナブルな価格で対応しています。
既存室外機、室内機撤去
既存の室外機と室内機の撤去をします。作業前には建物やお客様の備品などをしっかり保護するために、搬入・搬出経路も含めて入念に養生をさせていただきます。
冷媒管、ドレン管、ダクト管などの配管作業
冷媒管、ドレン管、ダクト管などの、エアコンの室内機と室外機をつなぐ配管の取り付け作業を行います。劣化している、長さが足りない配管は交換します。再利用する場合は配管の劣化や破損の確認を十分に行います。
配管内にホコリや虫などが入らないように、注意して作業を行います。
耐圧試験
配管作業後に耐圧試験を行います。耐圧試験は、配管各部の変形や溶接部、 締め付け部などの漏れのないことを確認する試験です。
業務用エアコンの冷媒ガス(代替フロンガス)が循環する配管に不具合があってガス漏れが発生している場合は、エアコンが冷えない原因となってしまいます。
ガス漏れは配管の老朽化で起きる場合もありますが、稼働させたばかりで発生することもあるため、耐圧試験は非常に重要な作業工程の一つです。
真空乾燥作業、フロンガス充填、試運転準備
ガス漏れが起きていないことを確認したら、真空乾燥作業、フロンガス充填と作業を進め、試運転に備えます。真空乾燥作業を行わないと、冷媒回路にフロンガスと空気が混ざった状態となり、最悪配管が破裂してしまいます。そのため、冷媒回路を真空にする必要があります。真空の確認は圧力計と音で行います。
保温、内装仕上げ作業
室内の温度あるいは配管内の冷温水の温度を維持するために、保温工事を行います。保温材を建物や配管の周囲に張って防湿層をつくります。保温工事が完了したら、穴が空いた天井や破損した壁などをクロスなどで仕上げる内装工事を行います。
試運転
設置工した業務用エアコンが正常に作動するかの確認を行います。エアコンに備わっている全ての機能を、一つひとつ丁寧にチェックしていきます。
施行後に試運転データをきちんと取り、お客様にご確認していただきサインをしていただきます。また、そのデータは後日共有いたします。
お引き渡し
全ての工程が完了したら、お客様に現場と、エアコンが正常に作動することを確認していただきます。このときに、商品の取り扱いのご説明もさせていただきます。ご納得いただけましたら、施工完了のサインをいただき工事完了、お引渡しとなります。
当社ではアフターフォロー体制もしっかり整えておりますので、お引渡し後に不具合が生じた場合でも迅速に対応させていただきますのでご安心ください。